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レコーディングレポート記念すべき初回は"京都発スーパーアンハッピーロックンロールスリーピースバンド" スーパーバック (@superback_band) です。

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先週音源が完成しましたのでまずはお聴き下さい!!


リンクはこちら


今回は「腐れ耳」という1曲を録音致しました。


まずは今回使用した機材紹介から

☆Drums

Audio I/O RME Fireface UFX
マイクプリ SSL Xlogic Alpha VHD Pre(4ch) Audient ASP800(8ch)

回線は
Kick : ATM25⇒SSL
SN Top : Audix D1⇒SSL
SN Bottom : SM57⇒Audient (Phase Invert)
Hihat : SM57⇒Audient
HiTom : Audix D2⇒Audient
FloorTom : Audix D2⇒Audient
Top LR(Stereo) : Rode NT5⇒SSL
Room(Mono) : AT2050

今回はマイクについては毎回のセッティングに加え、ルームマイクをAT2050で無志向で立てました。

実はボトムに立てていた57が壊れているというトラブルにも見舞われましたが概ね狙い通りの音で録れました。

マイクプリに関しては全て初めての使用だったのでどうなるか楽しみではありましたが以前よりはキット全部がコシのあるいい音で録れました。

以前はRoland Studio Captureで収録していましたから、、、Studio Captureもコンパクトでゲイン調整も自動でやってくれて非常に便利でした。今回からは重量と大きさを犠牲に音質を優先することとなりました!!!!!!(持ち運びの際に腰が痛かったです)

それとSSLのVHD機能については今回はドラムでは使用しませんでした、、、次回以降じっくりドラムでも試してみたいところですが

☆Bass

ベースについてはこのスタジオでは仮でとって後日White Plum StudioにてAvalon U5でライン録音しました。

☆Guitar
Marshall JCM 900⇒SM57⇒SSL

基本的に57を定番のオフマイク1本で立てました。

バッキングはプリはクリーンで録り、ソロではSSLのVHDのインプットを少しまわし、歪んだギターにさらに倍音を足しました。

このVHDは倍音を足しながらも耳に痛くなくファットになるのでお気に入りです。。。

☆Vocal
Audio Technica AT4050⇒Focusrite ISA One

ピッチ修正は今回は無し。


☆Mix
ロック系のサウンドを目指していたので1073シミュレートのWaves VEQとこれもおなじみUrei1176シミュレートのNative Instruments VC76をほぼ全チャンネルにインサート。

☆Mastaring

Manley Massive PassiveのシミュレートEQで低音の存在感を足して最終段にSlate Digital FG-Xを挿して音圧を上げて完成!

☆感想
このバンドは結成して間もないとは思えない技術と完成度の高さをレコーディングを通してずっと感じさせてくれました!!!

これはエンジニアとしてはとてもありがたいことですね、、、

スーパーバックは今後ますます京都を中心に活躍の幅を広げるとおもうのでぜひご注目あれ!!!!